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コロナの影響で在宅で仕事をする方がかつてないほど多くなりました。コロナ前と後ではわたしたちの働き方に対する考え方もかなり変わりましたね。
そんな中、「翻訳の仕事をしてみたい」という方がますます増えてきています。
翻訳の仕事の良いところは、パソコンさえあれば、好きな場所や自宅で自分のペースで仕事ができるところ。フリーランスであれば会社組織にしばられることもありません。
このため、副業やアルバイトで翻訳の仕事を始めようと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
翻訳の仕事は実力重視のため、何かの資格を持っていなければならないということもありません。
「大学を卒業していなければならない」とかいうこともなく、中卒でも高卒でもまったく関係ないところが普通の就職と違うところです。
多くの専門職と違って、何歳で始めても遅くはないのが大きな特徴。応募して合格さえすれば即スタートできます。
ただ、翻訳の仕事を見つけるのって結構ハードルが高いですよね。特に在宅翻訳はハローワークで探すようなタイプの仕事ではありません。
この記事では、このような方向けに「特に初心者や未経験者の方が求人検索サイトを活用して実際に翻訳の仕事を見つけるための方法」をお伝えします。
「翻訳の仕事を探してみたものの見つからない…。」とか、「翻訳の仕事の探し方が知りたい」
こんな方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
翻訳者として仕事を見つける5つの方法
実際に翻訳の仕事をする際には「自分に合った仕事のワークスタイルはどれか?」ということも考える必要があります。
翻訳者になるには主に次の5つの方法があります。
- 翻訳会社のトライアルを直接受ける
- 翻訳の求人サイトで仕事を見つけて応募する
- 翻訳実務検定などの試験に合格して認定翻訳者となる
- 知り合いから依頼されて翻訳をする
- オンサイトや派遣社員として勤務し翻訳をする
会社員として勤務しながら週末だけ翻訳のアルバイトを副業としてする場合もありますね。
①~④の中で、③の「翻訳実務検定などの試験に合格して認定翻訳者となる」ことも可能ですが、試験に合格しなければならないので、ハードルは高めです。認定翻訳者となっても仕事があまりもらえない、というブログの記事も何回か見かけました。
よって、仕事を探すために一生懸命に試験勉強をする、というよりも余力があれば試験を受ける、というくらいのスタンスでいったほうがいいかも知れません。
また、④ の「知り合いから依頼されて翻訳をする」というのも時々聞きますね。わたしも実際にこの方法で、在宅で翻訳の仕事をもらっていました。
でも、これはたまたま運が良かっただけで、知り合いが翻訳の仕事を依頼してきてくれるのはレアなケースではないかと思います。
一方、⑤の「一般企業で正社員や派遣社員として勤務して翻訳をする」という方法は、翻訳会社にオンサイトで勤務したり、企業の翻訳部門などで働く働き方です。
在宅ではなく企業で働いてもよいのであれば、選択肢に入れると仕事が見つけやすくなると思います。
ただ、現実的には、派遣会社や正社員として採用されるのは女性で40歳代までの場合が多いので、男性であったり女性でも50歳以上の場合はなかなか厳しいのが現状。年齢が比較的若い方で特に女性の方であれば、比較的に見つけやすいのではないかと思います。
派遣社員であれば、翻訳の実務経験について要求されるレベルがトライアルよりも低めですので(※あくまでもわたしの実感です)、英文事務の経験があるだけで翻訳者として採用されるケースも。
実際に私も派遣社員として翻訳の仕事をした後に、40歳で正社員の翻訳の仕事に就くことができました。
Amelia (アメリア)については、記事の後半に書いています。「すぐにAmeliaについて知りたい」という方は、ここをクリックすると記事の該当の場所に飛びます。
翻訳の仕事の見つけ方:翻訳の求人情報検索サイトを活用
翻訳の求人は、翻訳会社や企業がインターネット、新聞、雑誌で直接募集する場合もあります。「翻訳 求人」と検索窓に入れて検索するとヒットしてきたりしますよね。
でも、たまに悪質な業者があると聞きますので、探し出した応募先が料金をちゃんと払ってくれるところなのか不安。
こんなときに便利で安心なのが知名度のある大手の求人情報検索サイト。特に3つ目のアメリアがおススメです。
おすすめ求人情報検索サイト
- Amelia (アメリア)おすすめ!
- 翻訳者ディレクトリ
- ProZ.com
<翻訳者ディレクトリ>
翻訳者ディレクトリは、ボランティアで運営されている、翻訳者と企業が自分の情報を無料で登録できる便利な求人情報サイトです。翻訳者ディレクトリとは?
- 翻訳者も募集側も無料で登録可能
- 募集数が多い
- スカウトメールがくる場合もある
登録しておくと、メールでスカウトのトライアル応募の案内が時々送られてきたり、新規の求人情報がメールで送られてきたりします。
翻訳者ディレクトリのホームページ
<ProZ.com>
Proz.comは1999年創業の老舗企業。世界で最大級の翻訳者ネットワークサイトです。ProZ.comとは?
- 翻訳者ネットワークとして世界最大のサイト
- 仲介料がない
- 無料でプロフィールが掲載できる
- 日本より翻訳料のレートが高い場合がある
日本語はもちろん、登録できる言語や分野も幅広く、グローバルな活躍ができるサイトです。無料会員としてプロフィールを掲載しておくと、オファーのメールが送られてきます。
英語の職務経歴書 (CV)を作成しないといけないのがちょっとめんどうなのと、迷惑メールがきたりするので見極めが難しかったりするのが玉に瑕。
きちんと料金が支払われるか翻訳会社なのかどうかを確認する必要もあります。
わたしも登録はしたのですが、実際には活用しないままでした。ただ、仕事の幅を広げたい方は一度サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか?
Amelia (アメリア):おすすめの翻訳の求人サイト
翻訳の求人サイトで仕事を探す際に一番オススメなのは、求人数が圧倒的に多いフェローアカデミーが運営しているAmelia(アメリア)です。アメリアは、わたしも実際に入会していたことがあり、心からおすすめできますので詳しくご説明したいと思います。
アメリアとはこんなサービスです。
Amelia (アメリア)とは?
- 1985年にスタートした、35年以上の歴史を持つ翻訳者ネットワーク
- 翻訳求人媒体としては国内最大を誇る
- 約600社の翻訳会社や翻訳関連企業が利用
- 常に約200件の求人情報が掲載されている
- 求人情報だけでなく、翻訳者に必要な情報が満載
先ほど翻訳ディレクトリやProz.comをご紹介しましたが、実はアメリアを使えば常に約200件の求人情報が掲載されていますので、翻訳の求人がないか探し回る必要もありません。
未経験~高い専門知識が活かせる翻訳の求人情報はもちろん、翻訳者のお悩みやスキルアップなどの役立ち情報などがたくさん掲載されています。
わたしは、フェローアカデミーの通信の実務翻訳<ベータ>を受講しました。このときの受講特典として入会金が無料だったので迷わず入会。掲載されている情報がとても充実した内容なのに驚きました。
なお、無料会員でも求人情報を見たり、ある程度の記事は読めますが、実際に応募する場合は有料会員である必要があります。Ameliaの年会費は高めです。
- 入会金:5,500円 (税込)
- 年会費:16,500円 (税込)
また、なんと言っても先ほどお伝えしたように、翻訳者のお悩みやスキルアップなどの役立ち情報などがたくさん掲載されているのがAmeliaの大きな特徴です。ほかのサイトではスキルアップ情報は入手できませんからね。
定期的にキャンペーンがあって入会金は無料になったりしますので、気になる方はチェックしてみましょう。
>> Amelia公式HP:翻訳の仕事獲得・スキルアップ・情報収集なら「アメリア」
入会金と会費が高いだけあって、内容はとても充実。求人情報があるのもありがたいですし、その他にも翻訳者として必要な情報がいっぱいのっています。
このサイトを見れば翻訳者として知るべき内容は網羅されているといってもいいくらいです。履歴書・職務経歴書のプロフィール文の書き方なども詳しく教えてくれますよ!
翻訳会社の募集に直接応募するのは敷居が高い、という方はアメリアの求人情報を見て、自分にできそうな自分に合った案件や初心者でもOKという案件に応募してみる、という手もありですね。
アメリアに入会するとこんなメリットがあります。
アメリアに入会するメリット
- 年間1500件以上の翻訳関連の求人に応募できる
- スキルアップ精度があり、未経験でも仕事を獲得するチャンスがある
- Amelia (情報誌)、メルマガ、HPで翻訳に関する最新の情報が入手できる
- 仕事のカウンセリングがいつでも受けられる
- 仲間との交流ができる
- 会員限定特典がある (翻訳支援ツール、TOIECが安くなる、など)
1. 年間1500件以上の翻訳関連の求人に応募できる
Ameliaでは、こんな感じで求人情報が日々更新されて掲載されています。そのうち約3割は未経験でも応募できます。会員になると求人情報がフィルターをかけて求人を探すこともできますし、実際に応募することもできるようになります。
2. スキルアップ精度があり、未経験でも仕事を獲得するチャンスがある
翻訳の業界では、求人の際に1年以上の翻訳の実務経験を求められることが多いため、翻訳者としての実力はあっても未経験のために仕事をもらえないケースが多くあります。よく「翻訳経験3年以上」とか書いてありますよね。
アメリアでは、未経験者でも仕事に応募できるように、「実際の仕事で通用するレベル」の証明として「クラウン会員」制度が設けられています。
「定例トライアル」でAAを1回取得、または同じ分野で12ヶ月以内にAを2回取得、などをクリアするとクラウン会員になることができます。
実績がなくても、クラウン会員であれば応募できる仕事もあり、実績がまだ少ない駆け出しの翻訳者にとってはとてもありがたい制度ですね。
3. Amelia (情報誌)、メルマガ、HPで翻訳に関する最新の情報を入手
アメリアに入会すると、このような、Ameliaという情報誌を毎月送って来てくれます。さきほどの定例トライアルはこの情報誌に掲載されています。ここでトライアルを受けると提出した翻訳の文章に評価をつけてくれるので、自分の翻訳の実力を確認することもできます。
自分の翻訳の能力はなかなかわからないので、プロから見てどのくらいのレベルなのかを把握できるとてもいい制度です。
さらに、先ほどもお伝えしたように、「定例トライアル」で一定の評価を受けるとクラウン会員になることができます。
また、「翻訳業界のニーズ」「翻訳者として付加価値を高めるコツ」「第一線で活躍する翻訳者のことば」「仕事を依頼する企業の声」など、翻訳者として知っておきたい最新の情報を入手することができるので、とても勉強になります。
4. 仕事のカウンセリングがいつでも受けられる
もう一つ便利でありがたい会員特典は、仕事のカウンセリングが受けられるということです。
仕事に関して何か問題があったときや、「仕事の見つけ方」「今後の進路」などの悩みがあるときなど、専門のカウンセラーの担当者が相談に乗ってくれて安心。
スカイプやZoomなどのオンラインでの相談もできますし、メールや電話でも対応してくれるという、至れり尽くせりのシステムになっています。
ベテランの翻訳者ならまだしも、企業に所属していないフリーランスは何かと心細いもの。
仕事に関して相談に乗ってもらえるカウンセラーがいるだけでも心強いので、入会する価値があるのではないでしょうか。
5. 仲間との交流ができる
会員専用のコミュニティ掲示板があって、会員同士で質問したり相談したりと交流することができます。
学校に通学していない限り、翻訳の勉強は孤独なもの。ましてやフリーランスで仕事をするとなると、企業に所属していないため何かと不安なものです。
過去に投稿された内容も検索することができて便利です。
以前は勉強会などもありましたが、いまはコロナウイルスの影響で自粛ムードなので、コミュニティ掲示板でコミュニケーションが取れるのは心強いですよね。
6. 会員限定特典がある (翻訳支援ツール、TOIECなど)
これも地味に素晴らしい制度なのですが、TRADOS、MEMO Q、SDLなどの翻訳支援ツールが最大30%安くなったり、TOEIC® Listening & Reading Testを受けることができます。TRADOSの本体価格はキャンペーンがあっても12~14万円とかなり高いです。気軽に買えるような値段ではないんですよね。
このため、TRADOSを定価で購入するより、アメリアに入会してから割引価格で購入した方がアメリア+割引があるのでお得かもしれません。
わたしはMEMO Qを買おうかな、と思っていたので検討中です。
このように、アメリアは翻訳者にも翻訳志望者にもとても有益なシステム。わたしは、現在は社内翻訳をしているので有料会員ではないのですが、退職したら絶対にすぐに入会します!
入会しない場合でも、どんな感じの情報があるのか、一度アメリアのホームページを見てみてはいかがでしょうか?
>> Amelia 公式ホームページ:翻訳の模擬トライアルでスキルアップ!年間の求人件数1,500件以上!翻訳者ネットワーク「アメリア」
まとめ:在宅フリーランスの翻訳の仕事の探し方 | 求人サイトの活用方法
この記事では、翻訳を学習中の方や翻訳者として稼働し始めたばかりの方が、翻訳の仕事を見つけるために便利な翻訳の求人情報検索サイトについてお伝えしました。
年会費はお高めですが、求人情報検索サイトの中では国内最大級のAmelia(アメリア)がダントツにおススメ。
仕事のカウンセリングあったり一人で孤独にならず仲間とのコミュニケーションがあるという安心感があるところもおすすめポイントです。
最初は次々に仕事が舞い込んできて嬉しい悲鳴を上げるまでには時間がかかるので、いろいろな方法で仕事を獲得できるようにすると安心ですね。
この記事が、少しでもご参考になれば嬉しく思います。